2024年8月18日日曜日

松尾湿原のサギソウ観察会

 先週、北摂里山博物館のHPを見ていたら、

宝塚市西谷の松尾湿原でサギソウ観察会が実施されるようです。

実施日の8月17日は、空いているので申し込みました。

 昼は連日35℃を超える酷暑が続きます。今日もいい天気。



自然の家受付から歩くこと約10分で松尾湿原に着きます。

一般参加は10名ほど。

先行されたエコネットの皆さんがサギソウ開花数調査の準備中。

赤いテープで調査区画を区切り、区画の番号札を立てています。


 福井先生から湿原の説明をお聞きした後、いよいよ間近で観察です。



群れています



 後ろ姿。3cmほどの長い距がある。



つぼみもまだあります。

こんなにじっくり観察したのは初めてです。



花が終わった後の様子


サギソウだけでなく、

福井先生の説明を聞きながらよく見ればいろんな小さい花が見つかります。

ホザキノミミカキグサ、シロイヌノヒゲ、イヌノハナヒゲ、

サワヒヨドリのつぼみなどなど、地味ながら間近で見るとかわいらしい。



モウセンゴケの実




湿原上部の植生。

整備前は高木で日当たりが悪かったそうです。



源頭部から湿原を見下ろす。日当たりがいいことも滲水湿原の要件とか。



湿原横の斜面。整備されているので高木はない。

でも放置するとササや高木の実生が伸びてくる。ので整備も大変です。


 エコネットの皆さんがカウントされたサギソウ開花は、657本。

昨年と同じ高水準が守られています。

事前に投票した開花数の近い人から景品をいただきました。

集合写真を撮って解散です。ありがとうございました。

 エコネットの方は、その後も後片付けなど午後作業があるそうです。

愛す会メンバーも3人活躍されています。暑さに気を付けてください。












2024年7月27日土曜日

ひとはくに行ってみました

 暑い日が続いていますが、2、3年ぶりに行ってみました。

工事をしていた増設の収蔵館は外観がきれいになっています。


ひとはくセミナー 「誰かに話したくなる身近な植物の話」

 聴講者は6名でした。

  「植物はなぜ緑色なのか」から始まって、

  「細菌や菌根菌と共生するもの」、

  開かない花「閉鎖花」、

  アカメガシワの葉にも蜜腺がある。

  などなど、知っていたこと知らなかったこと面白いお話でした。

  野草の実物での確認の中では、

  スギナはほとんどが茎で、葉は茎が分岐する基部の小さなヒダである。

  というのはビックリ。

 セミナーが終わって、昼下がりの館内は子供連れの家族で賑わってきていました。



常設展示

   チガヤ草原の植相群落模型は、スケッチ図だけでなく現実を知ることができます。



企画展 クモ展

   クモの巣の展示はアート作品のよう。


   アリよりも小さなサラグモ科のなかでもいろいろな種が存在することに驚き、

   多様性の奥深さを感じます。




 ひとさとの専用駐車場はありませんが、

フローラ88(イオン三田店)の駐車場が提携先となっていて、

駐車券と博物館の入館券をサービスカウンターに提示すると4時間無料になるのは嬉しい。

 たまに訪れると、企画展や常設展でも新しい発見があるものです。涼みにどうぞ。





2024年6月9日日曜日

6月6日 西谷の森公園 見学会

10時集合の東の谷管理棟には、なんとウエルカムボードが。 ぞろ目の日です。

今日は愛す会6名の参加と協議会からもお二人合流。


 ご案内いただく水田さんに今日歩くコースの説明を受けます。

まずは東の谷を北上して、山のエリア →西の谷農舎 (昼食)

午後から、ビオトープ→戸山湿地(最北西)→農舎→事務所前 解散 の予定です。

お約束の看板

 ササユリがあちこちに咲いています。
最初はみんな喜んでいましたが、あまりの多さにマヒしてきます。



カマツカの葉に黄斑がありました。
「赤星病」という担子菌寄生することによる病気。

    今は黄班でもだんだん赤褐色になり、裏側は白い毛状突起が多数。
    これに褐色の胞子がつき、7-8月ごろに放出されるそうです。
    バラ科、特にリンゴやナシなどでは重大な病害とされています。

 数歩おきに新しい草花が現れるので、ずっと下ばかり見ています。

説明を聞きながらのためなかなか前に進みません。


シソバタツナミソウの花がありました。

 東の谷突き当りから、西の巻き道を歩きます。
アリノトウグサは、アリガトウグサと覚えるといいそうです。

 峠の東屋で小休止の後、西の谷へ下ります。
ギンリョウソウの咲いた後がありました。

コアジサイの季節になりました。今は咲き始めのころ。


 西の農舎で昼食の後、西の谷の奥にあるビオトープや戸山湿原を周りました。
アザミの花が綺麗でした。参加者のメモによれば、本日、50種以上の草木を
見てきたことになりました。改めてこの地の豊かさを実感しました。

 15時に予定通り解散。
本日は長時間にわたりご案内いただいた水田様、ありがとうございました。
草花の話をたくさん教えていただき、とても有意義でした。
気になっていた天気も強い日差しが少なく歩きやすかったです。

2024年6月3日月曜日

6月1日「三田アートガーデン」服部先生ご視察と見学会

  会員の活動地である「三田アートガーデン」の竹林整備をどうするか 

ということについて服部先生にご視察・ご指導いただきました。

愛す会メンバーは見学および勉強会を兼ねて合計10名参加しました。

 集会建屋の前で、全体説明。


 竹林がすぐそばに広がっており相当に密集している。




竹林はマダケとモウソウチクがあり、服部先生からその見分け方と用途について説明。

節が2本線はマダケ、 


1本線はモウソウチク。


主な用途はマダケは材が丈夫なので竹細工に、モウソウチクはタケノコ食用に。


 けっこう広い通路を挟んで向かい側のエリアに行くと竹林の様相が異なる。

竹林密度は下がり、アベマキを中心とした広葉樹との混合林。

ウワミズザクラ。タカノツメ・コシアブラ・ソヨゴなどがある。


 ご視察を通じて服部先生のご指導は下記であった。

・竹林は繁殖がすごいため、整備・管理が十分にできるかどうかを考える必要がある。

 整備・管理ができる見込みがあれば、できる範囲で竹林の間伐は可。

 整備・管理ができる見込みがないのであれば全伐とする。

 全伐といっても竹は根も枯らさないといけないので薬剤を竹に注入するのが有効。

 注入後約1年で枯れる。なお薬剤使用エリアはタケノコ採取不可。

・このエリアをどのような緑地エリアにするか、整備・管理も含めしっかり検討ください。

                     以上


2024年6月1日土曜日

5月25日「武庫川エコハイク」の講演会

「武庫川流域圏ネットワーク 第14回 講演会」として、

「武庫川エコハイク」から見た武庫川 源流から河口まで-重ねて200回」の

発表がありました。 ( 13:30~15:00)

     会 場:さらら仁川 多目的ホール(阪急仁川駅 東口すぐ)

     講 師:上田 宏 氏・平山元哉 氏(エコグループ・武庫川 )

  「エコグループ・武庫川」のホームページ


源流域の篠山から河口の尼崎まで武庫川の各所を巡られています。

今後は自分たちのペースに合わせて継続されるとのことでした。

詳細内容は下記リンクをご参照ください。

         講演会の記録



2024年4月14日日曜日

4月9日 黒川・桜の森 見学会

 前日の雨が残り、
午前に予定していたクヌギの植樹応援はあきらめざるを得ませんでした。
午後からのみの、黒川・桜の森 見学会としましたが、
雨上がりの雲が残り、風も冷たい日和の中、8名参加いただきました。
 国道477号そばの駐車場から桜の森、曇っていても見事です。


 足元に気を付けながら、活動拠点へ降りていきます。

 拠点では中川代表がすでにお待ちで、メンバーがそろうと、
菊炭友の会の沿革などのご説明をいただきました。

 見学会でも、頭上からの落枝に備えてヘルメットを被ります。
青木さんからご説明をいただきます。

雨上がりの湧き水がかなり出ています。
 数年前に倒れたエドヒガン大木の株からひこばえが伸びて、
もう樹高3mほどに成長。倒れてもあきらめないで見守ると
次の生命が出てくれるますと強調されました。

 微笑み桜はまだ花を残してくれていました。

 ササ刈りや倒木処理などのご苦労をお聞きしなが園内をめぐり、
もう一つのエドヒガン大木、「長老」。こちらの花は半分以上過ぎていました。
 クヌギの植樹地は小学校の環境学習の場でもあります。
小学校でどんぐりから苗を育て学年を引き継いで、植樹してもらうそうです。


 炭焼きの材としての伐採は、最近はシカ食害を避けるために
高い位置で伐るようにしているとのことです。

 炭焼き窯でも詳しく説明を聞きました。
出来た炭は外販もされており大切な活動財源の一つということです。

 本日は、お手伝いもできず見学だけで恐縮ですが、
活動のいろいろなお話をお聞きして元気をいただきました。
貴重なお時間をありがとうございました。

4月7日 12期生顔合わせ会と服部先生の記念講演

  14時から12期生顔合わせ会を開催しました。
バレットかわにし会議室にて33名 (うち、12期生10名) の参加です。
たくさんのご参加ありがとうございます。
 事務局長が司会担当し、会長から北摂里山愛す会の活動内容の紹介、
参加者全員の自己紹介や近況報告を和やかに行いました。
12期生の皆さん、今後ともよろしくお願いいたします。

 休憩をはさんで、15時から服部先生の記念講演です。
講演の直前に先生からのサプライズ、ありがとうございます。
今回の公演は、南但馬自然学校・校長をご退官されての記念ですが、
愛す会設立10周年の記念もお願いさせて頂きました。


 タイトルは、「百人一首と万葉集の植生」です。
豊富な植物生態学の知見から、日本史の時系列に対応させた森林植生遷移を
展開され、これに百人一首や万葉集の歌がどの植物を対象にしたものか、
どこでどんな状況で詠まれたのかを独自に解釈されたものです。
なかなか興味深く、「荒牧」の地名由来までも知ることができました。



講演の後、お礼の意を込めて副会長から花束をお贈りしました。


 16時から場所を替え、24名で懇親会へ。先生のお蔭で今までない参加者です。
活動地の情報交換、自身の近況など、種々の話題で盛り上がりました。
19時散会です。