2023年8月23日水曜日

クビアカ ツヤカミキリ 迫る

宝塚駅前でのクビアカツヤカミキリ講習会に出席しました。


  ( 既にご存じの方は読みとばしてください。)

今年7月20日、宝塚と西宮の市境近くで成虫が確認されています。

サクラの木に入られると、最悪の場合、伐倒です。サクラの危機です。

しかも今年発見するには、10月までの早い時期にフラスを見つけること。

さほど時間はありません。

 詳細は下記マニュアルをご覧下さい。



 また、兵庫県のホームページは関連情報、最新情報が整理されており、
ページの下の方に実際のフラスの写真が掲載されています。



 活動地にサクラやウメなどバラ科樹木があるところは、
今すぐフラスの有無を一本ずつ確認されることをお勧めします。
ソメイヨシノに限らず、ヤマザクラなどバラ科なら穿入されるとのことです。

 クビアカツヤカミキリのフラスは繊維分が少ないのが特徴です。
より正確に特定するためPCR分析がありますが、そのために
市町役所へ提出される時は、下記の採取法をご参考にしてください。
            ( 画像をクリックすると拡大します )



 この資料は、公益財団法人 ひょうご環境創造協会様より
ご提供いただきました。
  (元データはPDFですが、本ブログの仕様のため画像としています)



2023年8月1日火曜日

 令和5年7月2日 (日)

 有馬富士公園 “福島ナツツバキ個体群” 観察会 に行ってみました。

この個体群は三田市の天然記念物で21本確認されています。 

実際にはもっとありそうな感じとのこと。

パークセンターの講義室で15分程の事前説明を受けてから

福島大池へ下りていきます。


 大池のそばの草木を見つつ、北摂里山大学 学習林への山道へと入る。

演習後の林はさすがに明るいです。年代によっては下草が生えてきています。

30m程の標高差をゆっくり登って小さな峠、この下の谷にいよいよ出てきます。

 ナツツバキは、「一日花」とも呼ばれるとおり 沢に浮かぶ白い落花多し。


 葉はこんな感じ。

 樹皮はリョウブに似ていますが大柄です。

高い所に咲いているので足下ばかり見ていると会えません。

参加者がそれぞれカメラを頭上に向けます。私のは倍率ないためここまで。



 今年は豊作とのこと。花期が早いかと危ぶまれましたが大丈夫でした。

ナツツバキ保全のため常緑樹が多くならないよう、整備活動が行われています。


福島大池のそばにもいろいろな草木の姿が見られました。

 エゴノキの虫コブ実 「猫の手」


 ウワミズザクラの実 今年は色どり鮮やか


 できたて栗の実





参加者は意外と多くて18名位。おじさんは私以外に1名だけでした。