2019年12月28日土曜日

大谷台場クヌギ林の調査

【大谷台場クヌギ林の調査】川西市・黒川の台場クヌギの調査に参加しました。
  令和元年12月20日に北摂里山保存会が所有する約2haのクヌギ林の調査に6名が参加しました。
場所は、国道477号線で能勢電車黒川ケーブル駅を過ぎたところ徳林寺手前で、カレーショップ「ヨナナ」があります。
赤線表示部
台場に符番しGPSで位置情報を記録するブループが先導し、我々は2班に分かれ樹高棒で樹高を測定しました。殆どのクヌギ林は、奇麗に下刈りをしていましたが傾斜と滑りやすい落ち葉の中で樹高棒を延ばし測定、収納移動し次の株に移動するのは大変でした。
樹高の測定
測定を終えた台場の目印にピンクのテープをつけ符番の完・未完を識別しました。
符番した台場にピンクのテープをつける
 317本の全樹高を測定するには時間が足りません。足場の良いところの台場の大きさを測定しました。台場の下、上の円周(直径)、高さ(萌芽した個所株から地面まで)、萌芽数と平均的直径の記録をしました。
台場のサイズと萌芽の記録
一番最大径の台場は、円周4m以上ありました。


2019年12月4日水曜日

備前市・日生研修旅行

海は森の恋人”を確かめよう。
  令和元年11月30日日帰り旅行を企画し20名が参加しました。午前特別史跡旧閑谷学校の見学をし、昼食は16日に解禁となった牡蠣料理をいただきました。午後日生町漁業協同組合会議室にて、①アマモ場再生と瀬戸内をめぐる里海つくり、②備前市日生における里海つくりの歩み、③里海と地域産業、観光振興のメカニズムと漁業施設の見学をしました。最後に瀬戸内海に沈む夕日を眺めて、川西能勢口に7時30分無事帰着しました。

Ⅰ.特別史跡旧閑谷学校
   備前市観光ボランテイア協会にお願いし、男女2名のガイドさんの案内で岡山藩池田光政が創設した閑谷学校の聖廟、孔子像、楷の木をみて講堂に入り内部を見学しました。ヤブツバキ園は、中に入ったグループと入口から覗いたグループになりましたが約400本の樹林の雰囲気を想像しました。
閑谷学校の鳥瞰図・2本の楷の木は左右で葉の色が異なります。
今年の最盛期は11/17でしたとのこと
楷の木の下で説明を受ける会員


Ⅱ.昼食 日生の海を眺めながら新鮮な牡蠣料理を食しました。車中で”森は海の恋人”で有名な畠山重篤氏の話と腐葉土から生まれたフルボ酸が、鉄と結合し海に運びプランクトンを育てるため、牡蠣が美味しくなることを学び賞味しました。
昼食(日生・秀吉店)
Ⅱ.アマモ場再生と瀬戸内をめぐる里海つくり
  ①アマモ場再生と瀬戸内をめぐる里海つくり
   里海つくり研究会議 理事.田中丈裕氏の講演
  アマモの大切さを話された。漁獲量減とアマモ場の関連に気づきました。アマモ場の再生を県内関連漁場と連携をしました。「全国アマモサミット2016in備前」を開催するに至りました。小学生の体験学習が好評で始めたところ、中学生、高校生に広がり、更に研究テーマとりあげた大学生や、各種団体に活動が広がった結果、アマモ場は当初12haから250haまで回復するようになりまた。
講演中の田中氏
 ②備前市日生における里海つくりの歩み
  日生漁業組合・天倉辰巳氏よりお話を聞きました。
  組合青年部は、「海と森をつなぐ活動で」鏡野、奥津方面の森林の下刈りに出掛けたこともあります(NPO法人 森は海の恋人と共通しています)。

③里海と地域産業、観光振興のメカニズムと漁業施設の見学
 備前観光協会・事務局長 船橋美可氏より 数名の者で日生のアマモ場他市内の観光資源(備前焼、閑谷学校、八塔寺ふるさと村)があることに気付き「里海・里山を満喫 エコツアープロフラム」を作成するに至りました(今回の研修もこのプログラムを入手し選択しました)。
熱弁中の船橋氏
牡蠣むき作業場
  大勢の人が並んで牡蠣の取り出して大中小に分類します。見学は終業間近で牡蠣が少ないですが、作業開始時は大量の牡蠣があるとのこと。

Ⅳ.僅かの余暇時間
  ①五味の市は、4時終了とのこと急いで買い物に走りました。
  ②瀬戸の花嫁 4時45分頃日没です。備前市日生町と鹿久居を結ぶ全長765mの渡り、更に頭島大橋を渡り頭島でサンセットを鑑賞しました。
夕日にカメラをむける会員
夕日と牡蠣筏
Ⅴ.終わりに
  シンポジューム「漁業者が語る里海の今」(2017/1/20)で田中理事さんとお会いして以来この企画を考えていました。当初1泊2日の予定が日帰りに変更になり、ゆっくりプランから大忙しのプランになりました。計画に当たり多くの情報、アドバイス、日程変更に柔軟に対応して頂きました備前市役所産業部農政水産課 里海・里山係の方々に大変お世話になりました。当日は土曜日にも拘わらず出勤し会場準備等して頂き誠に有り難うございました。
                               〔記 逸見敬二〕

2019年9月10日火曜日

森は海の恋人

【森は海の恋人、畠山重篤さんの講演に行きました】
「菊炭の里」は、川西市黒川と至近距離ですが大阪府になり、菊炭の生産をされています。今回漁師が山に木を植え、海を豊かにする活動「森は海の恋人」をはじめられた畠山重篤氏の講演がありました。表題も「森の中の講演会」で本当に森の中の谷間を会場に仕立てたものでユニークなものでした。
記念写真がHP(https://kikusuminosato.com/)に掲載されています。

1.能勢菊炭ミニ見学会
         左:炭釜横に設置されたビデオによる紹介、右:商品、茶席用菊炭セット内容  
     は、暖房の要否で変えています
 プレゼンテーションでビデオの準備する等充実していました。

2.菊炭の里活動紹介
左:クヌギを植樹した山、1本1本を囲って鹿の食害防止をしています。
 右:最後のトークショウ
  <仮称>ドングリの里親プロジェクトを企画されています。ドングリを拾い、植え付
  け植林をする事業で募集しておられます。
3.講演
  1部:「畠山重篤さんのお話し」
左:極力木陰に入り傍聴します。 右:1時間余り熱弁の畠山氏
  美味しい牡蠣を得るため植林活動をしていること、落葉が微生物によって分解され
  てフルボ酸が生まれ鉄と結合し海へ運び植物プランクトンが養分を吸収し易くする
  ことを判りやすく話されました。
  2部:能勢高等学校・スーパーグローバルハイスクールの海外調査活動報告
    マレーシア・サバ州にてパームプランテーションによる熱帯雨林の消失、ドイツ
    で再生エネルギーの視察の報告がありました。
4.まとめ「ちょっと話そうワーク」
  アンケート記入内容を数名のグループに分かれ紹介しあう時間があり、その結果を数
 グループが報告する企画です。アンケート記入も慎重になるし、参加した隣人と話をす
 るチャンスになって良い企画でした。
                           <報告:逸見敬二>

2019年8月3日土曜日

国営讃岐まんのう公園自然生態園見学

【丸山湿原群保全の会研修ツアー参加報告】
行き先:国営讃岐まんのう公園自然生態園(香川県仲多度郡まんのう町)
行程概要:7月27日・6時15分阪急山本駅出発 20時15分阪急山本駅帰着
  研修受入は、まんおうインタープリターボランテイアで、オリエンテーション10時から1時間の後、さぬきの森を前半水湿性植物観察、後半キノコとコケ観察し3時15分纏めをして終了しました。
園内マップ
 総面積15.6Haの公園内の自然生態園にて研修しました(引用:讃岐まんのう公園HP)
公園になる前は、池に貯水し水田であったところで現在は湿地となっている

研修について
 インタープリターボランテイア・リーダーから公園の歴史、湿性植物の概論がありました。
此処で雪が降るのですか?と驚きの質問がありました。
湿原の観察コースでは、水湿植物の構造の細部の相違点、県内の分布、消滅など専門的な質疑が続きました。


後半キノコ・苔コース では、山姥の髪の毛、光るキノコなど珍しい植物をみることが出来ました。また、ムササビの調査をみることが出来ました。

研修スナップ ・ショット



まとめ: ボランテイアガイド・リーダーさんは経験豊かな方で、流暢に預手員時間で説明されました。良いインタープリターになるには、場数を踏むことと自分の関心あること(一つの植物を花が咲き終えて名前、成長過程の特徴を確認する)を深く観察して話題にすことが必要との話がありました。自分の関心事を深く観察することについて、リーダーさんは本当によく観察しされ公園の経時的変化、植生の変化を話されていました。ボランテイア団体の共通の問題ですが、体力や人手などで手入れが十分出来ていないこと、保護したり、プランターで栽培している植物を失敬されることなどを問題視されていました。
 企画された丸山湿原群保全の会の幹事さん、この遠距離で現地で5時間以上の研修時間を確保する計画大変な決断と思います。楽しい雰囲気で盛り上げて貰い疲れを忘れさせれれられました。皆さん、本当にお疲れ様でした。同じ湿原でも水湿性植物が異なるところで、インタープリターボランテイアさん和気藹々討論され知識の深さを感じさせました。
 今回北摂里山愛す会のメンバーが4名参加していました。世話役をされたり、一生懸命メモ、写真を撮ったりして頑張っていました。
                       (報告:逸見、中井)

2019年6月8日土曜日

第8期北摂里山大学開校式

【2019年度第8期北摂里山大学開校式】出席報告
 5月25日に宝塚市立男女共同参画センター会議室にて開催されました。当日は北摂里山愛す会の定例総会が開催されましたので、CSR担当の田中が代表して出席しました。
 会場に入りますと満員で席がありませんでした。確認しますと阪神間の里山担当者が傍聴しているとのことです。斯様な担当者が傍聴する等前例のないことで、今後もれなく全市町から出席することが恒例になることが望まれます。
満席の開校式
服部学長の講義を拝聴しました。今年は例年にまして力が入っているよう見受けいました。
服部学長の講演
8期の受講生は、募集定員25名のところ30名の受講者になりました。最遠地の奈良県から2名、20歳台の女性、或いは以前に子供や奥さんが受講された方に薦められて入校し方などがおられてたことが印象に残りました。
 楽しい里山大学の生活を!
愛す会を代表して祝辞をする田中氏





2019年5月29日水曜日

第5回定例総会開催

令和元年5月25日、16時より”くいもの屋わん川西能勢口駅前店で開催しました(出席者31名)。
 菅原副会長の司会により、金岡会長の開会挨拶のあと、総会資料に基づき平成30年度の活動報告(逸見さん)、会計報告(秀平さん)および逸見新会長を初めとする令和元年度の役員提案(前田さん)、活動計画(逸見さん)また会則改正提案が示され、すべて賛成多数で承認されました。
金岡会長の開会挨拶
逸見事務局長の活動報告
引き続き17時から、顧問をお願いしている服部先生をお迎えし、祝辞と乾杯のご発声で懇親会を実施いたしました。今年度から新入会員の7期生から順次1期生まで自己紹介を行い親睦を高めました。


店長より新会長へ誕生日のお祝い


2019年5月21日火曜日

南但馬自然学校研修

 令和元年5月11日「南但馬自然学校研修」を日帰りで実施しました。
1.会員の関心が高く中型バスの予定を大型バスに変更する程でした。参加者は、1期~7期(4期を除く)31名と、特別会員などのほか5名で総勢36名になりました。
2.行程
 定刻に全員川西能勢口に集合し9時前に出発しました。
舞鶴若狭自動車道西紀SA前後から、服部先生の講義がありました。車中からの景色で、人工林の中でコジイの淡い黄色の花が見られるのは、自然林の照葉樹林(コジイ林)が次第に増えていくという森の遷移などの他話がありました。
 午前10時40分、南但馬自然学校に到着し、途中45分程の昼食・休憩以外は午後3時迄自然観察で歩き続けました。午後5時15分川西能勢口に無事帰着し解散しました。

3.研修内容
兵庫県立南但馬自然学校の説明
 自然学校を利用する児童・学生とその指導者向け、及び一般の自然学習や体験学習をする団体向けの施設です。事務棟・大屋根広場・宿泊棟・食堂棟・キャンプ場などを有し、通常は月曜から金曜の5日間コースで小中学生が自然教育として利用されています。服部先生は、2年前から校長として勤務されておられます。
*入り口付近: 導入路には外来種のメタセコイヤ並木とレンゲツツジが植えられていました。服部先生は赴任後に植物名の札を付けたり、放置されていた林の管理を開始されています。

*学校導入部の階段でも外来種を含めた雑草(階段にゲンノショウコ)も自然観察の内で刈らないように変えられています。小学生にも植物や昆虫に触る・食べるなどして親しんで貰えるようにしておられる、一例としてヤナギタデの葉を各人に配られ趣向ある苦味を味いました。ムラサキ、クヌギ・コナラ(上条氏より)などの鉢植え(鹿害で植えるのも手間が掛かる)も植栽されていました。
事務棟内部案内植物標本(河川散布による繁殖のオニグルミの実、クスノキから抽出するナフタリン)の話に続き、校長室より竹田城のぞめるとのことでしました。
敷地内から竹田城をみる
*校長室裏のスギ林を伐採した場所: (キンラン、オオバノトンボソウ)

*右階段を上り雨乃宮の池まで案内されました(フッキソウ、キンラン、ギンラン、オオバノト
  ボソウ、マムシグサ、ツクバネウツギ)
   雨乃宮の池(モリアオガエルの産卵池、イモリ、メダカ、サクラバハンノキ)
雨乃宮池

*うさぎ・たぬきコースを見学:
ナツメ、マタタビ、ツノハシバミ、ヤブニッケイ、アブラチャン、エビネ、オオバノトンボソウ、ジュウジシダ、セリバオウレンなど林内を整備開始して間もないが豊かな自然が戻りつつある状況を説明していただいた。

*その他、研修で見られた植物の一部
  案内・説明された多くの植物の一部を紹介します。ヤナギタデの葉を噛み渋さを体験しました。また、秋の七草のみ集めたコーナーは展示法として面白く感じました。

まとめ、討論
*クラフト教室にはいり纏めと質疑が行われました。
          
  乾燥ナツメの実を試食しながら。里山整備をして問題になっていることで伐採材の処理につき質問がありました。運び出すことが難しいので伐採地に置いておくしかない。南但馬自然学校の敷地のメタセコイヤ20年近く経過しており、ますます大木になることの対応について質問がありました。大木になり側溝を壊す、落葉し濡れた葉は自動車がスリップするなど弊害がでている。適当な時期に伐採し代わりを植樹する必要があります。
これは、里山でも同じで大木になる前に伐採することです。
*服部先生は、校長になって2年間になりますが、それ以前は十に分自然教育ができていなかったのではないかとの思いがあるようです。参加される学校の先生・同行する若い補助員も植物や観察会などの経験は少なく自然教育は行き届いていいのが現状で、数少ない人の努力ではとても追いつかないとのことです。
里山大学の卒業生は、里山整備の活動を通じて様々な教育経験されているので、自然教育の役割を是非とも担って欲しいとの期待を伺いました。

   謝辞

服部先生、軽快な弁舌でお話しされ里山や自然に取り組む気持ちをさらに高めていただき、ありがとうございました。南但馬自然学校の皆様御協力有り難うございました。

4.企画実施担当者
 ①企画・統括 -- 上条
 ②スケジュール管理--1期:金岡 2期:前田、3期:澤田、5期:日下部、6期:藤井、
         7期:青木
 ③写真係 -- 石床・澤田

 ④記録&ブログ作成--菅原・若林・逸見 
 ⑤会計 -- 秀平・西村
  




2019年4月16日火曜日

第7期生入会顔あわせ

【新入会員顔合わせ会】2018年度(第7期生)修了者18名から11名の「里山愛す会」に加入がありました。同時に5期生で1名の加入者がありました。今回は、新旧18名が川西能勢口の居酒屋に集まり顔合わせをしました。
左:新入会員、右:現役員

例年と同様、新旧相互に自己紹介、楽しい研修を話題に花咲かせました。会の運営に必須な通信と企画担当者もスムースに専任されました。
5月予定の南但馬自然学校研修計画を紹介しました。大型観光バスにて往復につきまだ席に余裕があり追加参加者を募り7期生から6名が参加することになりました。

2019年4月4日木曜日

吉野林業研修

【吉野林業研修の報告】平成3月23日~24日、一泊二日の研修を行い、22名が参加しました。本企画は、昨年9月29日、30日実施予定でしたが集中豪雨となり延期した経緯があり、今回再調整の上の実施でした。好天に恵まれながらも寒気団の到来で夜間の冷え込みから雪景色もみることができた素晴らしい研修になりました。
 定刻に全員が集合し予定の下多古に川西能勢口を出発し一路川上村に向かいました。第Ⅰ日目は、川上村で吉野林業につき聴講、現地視察をしました。宿泊は、”弥生館”です。
第2日目は、天川村で天川村森林政策につき見聞をしました。
Ⅰ.第一日・川上村
 ①下多古作業道の見学:川上村役場にて、谷茂則講師(谷林業)、岡崎清元講師(清元林業)と合流して下多古作業道に到着後昼食をとったのち3班に分かれて作業道の見学をしました。

谷氏(左)、岡橋(右)




②谷講師の講演:次世代型林業のあり方に関する講演を聴きました。


天川村フォレストパワー協議会では薪ボイラーを利用した「山と温泉」の取り組みにつき紹介された。


③夕食・懇親会:講演の後の夕食は、山の幸をふんだんに使ったメニューを楽しみました。谷講師が同席され、多々の質問に応対して頂きました。
山の幸メニューの夕食
食事中もメモをとる会員



夜半からの雪で庭が雪景色

Ⅱ.第2日目:
 ①天川村森林政策課豕瀬充氏から「天川村薪ボイラー導入の取り組み」についてお話しを聴きました。
豕瀬氏の講演
旧天川小学校を利用した工場
工場内薪割りと講師左:  右:豕瀬氏 



②天川村観光
 ・みたらい渓谷:昨夜の降雪で路面が滑りやすくなっているので車窓からのみ
 ・天河大弁財天社
大河大弁財天社
 ・面不動鍾乳洞
面不動鍾乳洞

・竜泉寺
竜泉寺
 ・洞川温泉
洞川温泉散策
Ⅲ.研修を終えて
 ・今回の研修は、全国的にもユニークな林業経営に携わっている谷講師、岡橋講師の経験に基づいたお話し、更に行政の面からの豕瀬講師のお話しを聞く機会が得られたことは、偏に企画担当のお二人の人力の賜です。
 ・今回の研修で得られた最大の教訓は、里山に於いても、道をつけることにより、その木をどの程度まで活用出来るかという大きな課題にあるものの、林産物の循環を図っていく仕組みを始め、現状よりもう少し広い視野をもったソフト的な仕組みを作っていく必要があることであり、そのことを谷講師は、我々ボランテイア団体に望んでおられる事を感じました。