2019年4月16日火曜日

第7期生入会顔あわせ

【新入会員顔合わせ会】2018年度(第7期生)修了者18名から11名の「里山愛す会」に加入がありました。同時に5期生で1名の加入者がありました。今回は、新旧18名が川西能勢口の居酒屋に集まり顔合わせをしました。
左:新入会員、右:現役員

例年と同様、新旧相互に自己紹介、楽しい研修を話題に花咲かせました。会の運営に必須な通信と企画担当者もスムースに専任されました。
5月予定の南但馬自然学校研修計画を紹介しました。大型観光バスにて往復につきまだ席に余裕があり追加参加者を募り7期生から6名が参加することになりました。

2019年4月4日木曜日

吉野林業研修

【吉野林業研修の報告】平成3月23日~24日、一泊二日の研修を行い、22名が参加しました。本企画は、昨年9月29日、30日実施予定でしたが集中豪雨となり延期した経緯があり、今回再調整の上の実施でした。好天に恵まれながらも寒気団の到来で夜間の冷え込みから雪景色もみることができた素晴らしい研修になりました。
 定刻に全員が集合し予定の下多古に川西能勢口を出発し一路川上村に向かいました。第Ⅰ日目は、川上村で吉野林業につき聴講、現地視察をしました。宿泊は、”弥生館”です。
第2日目は、天川村で天川村森林政策につき見聞をしました。
Ⅰ.第一日・川上村
 ①下多古作業道の見学:川上村役場にて、谷茂則講師(谷林業)、岡崎清元講師(清元林業)と合流して下多古作業道に到着後昼食をとったのち3班に分かれて作業道の見学をしました。

谷氏(左)、岡橋(右)




②谷講師の講演:次世代型林業のあり方に関する講演を聴きました。


天川村フォレストパワー協議会では薪ボイラーを利用した「山と温泉」の取り組みにつき紹介された。


③夕食・懇親会:講演の後の夕食は、山の幸をふんだんに使ったメニューを楽しみました。谷講師が同席され、多々の質問に応対して頂きました。
山の幸メニューの夕食
食事中もメモをとる会員



夜半からの雪で庭が雪景色

Ⅱ.第2日目:
 ①天川村森林政策課豕瀬充氏から「天川村薪ボイラー導入の取り組み」についてお話しを聴きました。
豕瀬氏の講演
旧天川小学校を利用した工場
工場内薪割りと講師左:  右:豕瀬氏 



②天川村観光
 ・みたらい渓谷:昨夜の降雪で路面が滑りやすくなっているので車窓からのみ
 ・天河大弁財天社
大河大弁財天社
 ・面不動鍾乳洞
面不動鍾乳洞

・竜泉寺
竜泉寺
 ・洞川温泉
洞川温泉散策
Ⅲ.研修を終えて
 ・今回の研修は、全国的にもユニークな林業経営に携わっている谷講師、岡橋講師の経験に基づいたお話し、更に行政の面からの豕瀬講師のお話しを聞く機会が得られたことは、偏に企画担当のお二人の人力の賜です。
 ・今回の研修で得られた最大の教訓は、里山に於いても、道をつけることにより、その木をどの程度まで活用出来るかという大きな課題にあるものの、林産物の循環を図っていく仕組みを始め、現状よりもう少し広い視野をもったソフト的な仕組みを作っていく必要があることであり、そのことを谷講師は、我々ボランテイア団体に望んでおられる事を感じました。