2018年6月26日火曜日

橋本先生と歩く東お多福山と懇親会

《フィールドワーク》橋本先生と歩く東お多福山と懇親会  -2018年6月20日開催-

1部 東お多福山 草原見学
     兵庫県立人と自然の博物館の橋本先生に案内していただいて東お多福山の草原を見学する予定でしたが、あいにくの雨と前々日の大阪府北部で発生した地震も心配で中止としました。代替に今年2月に開催された、東お多福山草原保全10周年記念シンポジウムのレポートを中井氏がまとめています。ブログの後半に引用しましたのでご参照ください。
募集時に配布されたパンフ
2部 懇親会
  JR芦屋駅前の ”炭や庵" にて17:30スタート。橋本先生を囲んで約2時間楽しく過ごしました(愛す会参加 17名)。
駅南口を出ると道を挟んで斜め右前
橋本先生から東お多福山のお話。前田副会長から秋のFWの企画の予告説明がありました。
村瀬企画部長より、参加者の所属里山グループや個人のエピソード織り交ぜて面白く紹介がありました。
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  以下本日夢見た東お多福山に関する中井会員のレポート転載します。
2月17日開催の”身近な草原の魅力~生物多様性を次世代に伝える民間学の協働のあり方~に参加しました。都市近郊のススキやチガヤの半自然草原の生植物保全機能を生態学的に評価すると共に、都市住民の草原保全活動への参加を促すための方策やアイデイアについて官民学の様々な立場から討議されました。具体的事例として東お多福山草原の10年間の保全活動を振り返りながら、今後の保全と活用の取り組み発展し続けるために必要な協働につき議論されました。
  関西のススキ三大名所、兵庫県の砥峰高原、奈良県の曽爾高原、和歌山県の生石高原に並ぶススキの名所と感じ、早速3日後の20日現地を観に行きました。
          



  淡河茅葺屋根保存会くさんむりとのコラボで、東お多福山で育てたススキを使って葺き替えをするとか、黒川当たりの民家の再生計画が出来ないか等々関連部門とのプロジェクト発足を夢見ることです。       -報告者:会員 中井義光-
  

2018年6月10日日曜日

コバノミツバツツジ探索日記

《会員投稿》コバノミツバツツジ探索日記
この春(3月26日)~4月7日)、北摂とその近郊のコバノミツバツツジの植生や群落及び開花状況を調査しました。群落としてメジャーなエリアは、廣田神社と西明寺ぐらいで意外に少ないことが分かりました。

  ■西宮市廣田神社(4/13) 一番先に挙げられ兵庫県の天然記念物に指定されています。多くの家族連れに散策の楽しさを提供しています。今年は、開花が早く花が散った後の訪問でした。
4月2日逸見氏撮影

4月2日逸見氏撮影

■京都嵐山西明寺  西明寺の裏山にあります。約40年前に、地元観光業者などで構成する高雄保勝(ほしょう)会のメンバーと同寺の先住職が周囲のスギやヒノキを伐採するなどして保護活動を始めて、今では3000本が咲き誇るようになりました。

■川西市満願寺(4/10) 満願寺森の会がここ3年間で間伐をし、遊歩道の整備をして花を楽しむ里山を目指しています。



整備地で花見をする会員(逸見氏提供)
■ゆずり葉の森(4/10)
   魅力つくり応援事業を利用して、「コバノミツバツツジの小径」として、さらなる整備活動を!




■甲山神呪寺(4/10) コバノミツバツツジは意外と少ない



■丹波の森公苑(4/16)


■有馬富士公園(4/21有馬富士フェスタ開催)

■山手台南公園(4/21)   コバノミツバツツジは散って終わり、ヒラドツツジとハナミズキが真っ盛りでした。但し、コバノミツガツツジの群落は多数有り、来年は真っ盛りにきて群落の確認をしよう。



                     -報告者:特別会員 中井義光-

本稿は中井様の観察日誌を拝見し、是非当HPへ投稿をお願いしました。ご協力有り難うございました(事務局:逸見敬二)

2018年6月4日月曜日

北摂里山大学第7期 第1回講座参加報告

《北摂里山大学第7期 第1回講座参加報告》
第7期生となる平成30年度の開講式が5月19日(土)に人と自然博物館で行われました。北摂里山愛す会から金岡会長、本田修一(第3期)、山村三朗(第5期)の3名が代表して出席しお祝いを述べました。
 3名の参加者は、里山大学第1回講座の服部先生「猪名川上流域の日本一の里山」聴講しました。講義終了後に大嶋事務局長より「北摂里山愛す会」の紹介があり、設立の動機、この1年間の活動状況を話し、出席者3名は自己紹介しました。
その後続いて同階のホールにて懇親会があり、服部学長・大嶋事務局長・第7期生(今期の受講者は24名)等とビールで乾杯後、懇談談笑しました。
今期の受講者は、既にボランテイア団体等で里山活動されている方が多く見られ、里山への関心度も知識も高いと感じました。
また、聴講生の年齢層も若い世代が見られ(平均年齢も例年より若い?)、女性も多く感じられ来年終了時の里山活動への参加が大いに期待できると感じました(金岡記)

2018年6月2日土曜日

里山大学・第2回「伝統的さとやまをめぐる」の受入報告

《会員投稿》里山大学・第2回「伝統的さとやまをめぐる」の受入報告

好天に恵まれた5月26日(土)、服部学長に案内された受講生は、吉川神社、台場クヌギ(能勢電社管理地)を見学し、川西里山クラブに12時頃到着しました。おなじみのエドヒガン「出会いの妙さくら」ほかを辻本会長・逸見の案内で里地めぐりしました。

出会いの妙さくら前
植林したクヌギ林を鹿害防止ためパッチデイフェンスとした柵やセンサ-カメラが撮らえた鹿の姿に育樹に理解を深めました。
8月末の朝方
特に今年は、会長と厳寒の中採取したウリハダカエデの樹液を煮詰めて作ったメイプルシロップ用意し味見をして貰いました。
採取したウリハダケデの前で説明する筆者
私達は、昼食に備えテントを張り、伐採木でコーヒーを沸かし、年間活動をスライドショ-で迎えました。
受講生は、この後天然記念物ブナ林を見学して1日を終えました。
                    ー報告者:Ⅲ期逸見敬二ー