2019年8月3日土曜日

国営讃岐まんのう公園自然生態園見学

【丸山湿原群保全の会研修ツアー参加報告】
行き先:国営讃岐まんのう公園自然生態園(香川県仲多度郡まんのう町)
行程概要:7月27日・6時15分阪急山本駅出発 20時15分阪急山本駅帰着
  研修受入は、まんおうインタープリターボランテイアで、オリエンテーション10時から1時間の後、さぬきの森を前半水湿性植物観察、後半キノコとコケ観察し3時15分纏めをして終了しました。
園内マップ
 総面積15.6Haの公園内の自然生態園にて研修しました(引用:讃岐まんのう公園HP)
公園になる前は、池に貯水し水田であったところで現在は湿地となっている

研修について
 インタープリターボランテイア・リーダーから公園の歴史、湿性植物の概論がありました。
此処で雪が降るのですか?と驚きの質問がありました。
湿原の観察コースでは、水湿植物の構造の細部の相違点、県内の分布、消滅など専門的な質疑が続きました。


後半キノコ・苔コース では、山姥の髪の毛、光るキノコなど珍しい植物をみることが出来ました。また、ムササビの調査をみることが出来ました。

研修スナップ ・ショット



まとめ: ボランテイアガイド・リーダーさんは経験豊かな方で、流暢に預手員時間で説明されました。良いインタープリターになるには、場数を踏むことと自分の関心あること(一つの植物を花が咲き終えて名前、成長過程の特徴を確認する)を深く観察して話題にすことが必要との話がありました。自分の関心事を深く観察することについて、リーダーさんは本当によく観察しされ公園の経時的変化、植生の変化を話されていました。ボランテイア団体の共通の問題ですが、体力や人手などで手入れが十分出来ていないこと、保護したり、プランターで栽培している植物を失敬されることなどを問題視されていました。
 企画された丸山湿原群保全の会の幹事さん、この遠距離で現地で5時間以上の研修時間を確保する計画大変な決断と思います。楽しい雰囲気で盛り上げて貰い疲れを忘れさせれれられました。皆さん、本当にお疲れ様でした。同じ湿原でも水湿性植物が異なるところで、インタープリターボランテイアさん和気藹々討論され知識の深さを感じさせました。
 今回北摂里山愛す会のメンバーが4名参加していました。世話役をされたり、一生懸命メモ、写真を撮ったりして頑張っていました。
                       (報告:逸見、中井)