2020年5月8日金曜日

第6回定期総会特別処置

【第6回定例総会】総会は一堂に会して開催されるものですが、新コロナウイルスの蔓延対応で緊急事態宣言がなされた状況下に有り開催が出来ないため、特別処置にて対応しました。
 定期総会議案書を役員にて作成起案しました。議案書案は新旧の運営委員にて質疑対応をした後承認をしました。総会開催の会場予約をしていた4月25日を議案書に承認日にして会員に配布しました。
 役員、運営委員の交代も最小に抑えて発足しました。今年度の活動計画は、新コロナウイルスの影響で協議不足や何時正常化するか未定の中の設定してスタートしました。
 

2020年3月3日火曜日

第2回 里山愛す会公開講座「みどりの文化景観を育てる里山活動」開催

 新型コロナウイルス対応が徐々に厳しくなる時期の開催になりました。共催の川西市とも対策を協議し、マスクの準備、手消毒スプレーン準備、机・椅子の消毒をして開催しました(参加者は30名)。
 構成は前回と同様、1部会員の報告、2部外部講師としました。
開会の辞は、川西市環境衛生課岡本勝参事にお願いて始まりました。
第1部は上条隆雄氏が元住友ゴム工業に務めて、CSR部門で「住友ゴムの森つくり活動」をされた内容と「森ずくりおける生物多様性保全を絶滅危惧種育成・保全でも展開」の紹介でした。前項は、地域性苗の育成と植樹、整備をする活動と地域性苗を地元の行政・団体に無償提供する活動について、後項は、ヒゴタイ、フジバカマ、オオムラサキ他の紹介がありました。
生物多様性の考え方につき質疑があり、次の講師上田先生からのコメントもいただきました。
 1時間の講演予定に時間的余裕が発生したことから、逸見が所属する川西里山クラブで住友ゴム工業からクヌギの苗木を貰い川西市黒川の地でスクスク育成していることを報告しました。
第2部は、大阪府立大学大学院・生命環境科学研究科・上田萌子助教の「みどりの文化環境を守り育てる」につき講演して頂きました。日本各地に残る樹木信仰でのこる代表例
ニソの壮(福井県)、野神(滋賀県・奈良県)、がロー山(種子島)等々
 特に鹿児島のモイドンは民間信仰の聖地や神の名称になっている例

最近の研究成果から台湾の大樹公について紹介がありました。老木に祠をたてて市域の守り神になったり、開拓した村に植樹したり風水での要所で決まった例の紹介がありました。
講演中上田萌子先生

                                
<追記>
 本講演会はデイリーニュースで3月2日夕方6時から放映されました。


2020年2月21日金曜日

西粟倉村・視察研修会参加報告

2020年2月16日(日)北摂里山保存会の主催による岡山県西粟倉村のバイオマスによる地域おこしの状況を参加しました。生憎終日の雨と日曜日で作業の無い個所もありました。
1.バイオマスによる温水の供給
  幼稚園、ケアセンター等に供給するものです。2個のボイラーが設置されています。更にバイオマス発電も予定している。右側にトレックで運ばれた粉砕原料を供給する。

既に近くの保育園に温水され、ケアセンターも竣工間近になっています。
にしあわくらこどものもり・保育園
竣工間近なケアセンター
 2.旧影石小学校の活用:1999年に廃校となり「森の学校」として、むらの森林資
  源を活用した家具、雑貨の展示や木工体験の場として活用されている。現在では、
  ローカルベンチャーのオフィス、ショップ、カフェとして活用されています。
右奥はこコーヒーショップ
3.視力発電所:吉井川と大海里川の2個所から取水している。取水口は灌漑用の井堰
  と用水路だけの簡単なものでした(大掛かりなダムがない)。
最大290Kw、落差69m、0.55t/s
4.温泉元湯:温泉ゲストハウスで小さなレストラン、カッフェを併設して日帰り入浴が
  可能につき暖まって帰宅しました。温泉を暖める燃料に薪を使っています。運転は委
  託され供給熱量(ジュール)で価格設定されている。
茶色の鉄枠に杉を割って自動供給される
 5.人口1300人余の村で多くの業務が民間(ベンチャー)に委託運営されている。
  昼食に利用したレストラン「あわくら旬の里」も多くの人が入っていて村以外から
  の来訪者も多いのでしょう。温泉でも他から来たとの方がおられました。
  村の森林資源を使い活発な里山活動を視察することが出来ました。
                            <記:逸見>



2020年2月20日木曜日

新加入者対象フィールド研修と第3回里山愛す会総会

新加入者対象フィールド研修と第3回里山愛す会総会の開催しました。
5期生を24名の加入を含め総勢67名の会になりました。2017年5月21日に第3回総会開催に先立ち北雲雀きずきの森の見学をさせて頂きました。当日の日程は1部・北雲雀きずきの森(1時30分、川西能勢口集合、参加者24名)、2部・第3回総会(4時より、参加者33名)、3部・懇親会(5時より、参加者30名)の3部制になりました。

1部・北雲雀きずきの森見学 
一時ゴルフ場やレジャー施設になり、山全体を造成し人工的な植樹がされた後放置され荒れ果てた森になっていました。ゴルフ場閉鎖後は養蜂のためニセアカシアやミモザを植え又放置されて繁殖力の強いニセアカシアが繁茂して他の樹木や植物の生育環境を邪魔しました。身近にある森を多くの人が親しめる場所にし、多くの生物が生息できる環境に整えることを目指しておられます。
川西能勢口より路線バスにて北雲雀きずきの森に到着
活動拠点のログハウスにて熊沢氏より会の経緯・活動内容について説明
頂いた説明資料
80名以上の会員で年間72日、延べ1200名の参加で活動しています。
1.小中学生の野外活動や環境学習の場の提供
2.貴重な野生生物の保全活動
3.活動拠点の施設の整備
4.自然観察会の開催
5.炭焼き窯で森で伐採した材木で炭を作りBQQに提供
活動地の案内は、愛す会の会員・前田さん、桐谷さんにして頂きました。
展望谷向かう山道
元々ゴルフ場跡地で湿原エリア、草原のエリアが残されていることを確認しました。
展望台にて記念撮影
阪神地区の平野部を一望でき、遠くはアベノハルカスをかすかに望むことができました。

2部・総会
 和民にて議案書にそって、金岡会長挨拶、28年度活動報告(逸見)、会計報告(合田)、29年度活動計画(前田)、29年度世話人選出、閉会(村瀬)と終了しました。
総会・合田氏の会計報告

3部・懇親会
 引き続き和民にて懇親会に変わり新旧会員の交流をはかりました。
服部先生をお迎えした懇親会

8期生卒業おめでとうございます。

昨年5月25日にはじまった里山大学第8期の課程修了式が行われました。
令和2年2月15日に川西商工会館にて開催された平成31年度北摂魅力つくり応援事業・活動報告会に授業の一環として出席した。
一日のスケジュール
 13:00~16:00、魅力つくり応援事業事例報告
  基調講演(大宮寺の森の会)、活動事例報告(森と水の守り人、SUN座、菊水友
  の会)、パネルデイスカッション(里山活動の多様性)
 16:20~17:20、里山大学の講義 
  服部学長より「植生調査実習のまとめ」、里山愛す会の活動意義について 
 17:20~17:50、終了式  
17:50~18:00、里山愛す会入会案内
 18:00~20:00、交流会 
映像記録
 1.服部学長より、里山大学修了者.里山愛す会加入者の活躍ぶりに多大な評価があ
   りました。
演題:北摂里山大学の特色
  2.一人一人に修了書と剪定鋏が渡され恒例の勢定鋏の取扱いの説明がありました。
25名の修了者
3.北摂里山愛す会入会案内により即入会者7名になりました。


   4.交流会は修了者の自己紹介、里山大学・里山活動に関する想いを発表し、
     事例報告会で発表のなかった里山活動グル-プの入会勧誘スピーチがありま
     した。

2019年12月28日土曜日

大谷台場クヌギ林の調査

【大谷台場クヌギ林の調査】川西市・黒川の台場クヌギの調査に参加しました。
  令和元年12月20日に北摂里山保存会が所有する約2haのクヌギ林の調査に6名が参加しました。
場所は、国道477号線で能勢電車黒川ケーブル駅を過ぎたところ徳林寺手前で、カレーショップ「ヨナナ」があります。
赤線表示部
台場に符番しGPSで位置情報を記録するブループが先導し、我々は2班に分かれ樹高棒で樹高を測定しました。殆どのクヌギ林は、奇麗に下刈りをしていましたが傾斜と滑りやすい落ち葉の中で樹高棒を延ばし測定、収納移動し次の株に移動するのは大変でした。
樹高の測定
測定を終えた台場の目印にピンクのテープをつけ符番の完・未完を識別しました。
符番した台場にピンクのテープをつける
 317本の全樹高を測定するには時間が足りません。足場の良いところの台場の大きさを測定しました。台場の下、上の円周(直径)、高さ(萌芽した個所株から地面まで)、萌芽数と平均的直径の記録をしました。
台場のサイズと萌芽の記録
一番最大径の台場は、円周4m以上ありました。


2019年12月4日水曜日

備前市・日生研修旅行

海は森の恋人”を確かめよう。
  令和元年11月30日日帰り旅行を企画し20名が参加しました。午前特別史跡旧閑谷学校の見学をし、昼食は16日に解禁となった牡蠣料理をいただきました。午後日生町漁業協同組合会議室にて、①アマモ場再生と瀬戸内をめぐる里海つくり、②備前市日生における里海つくりの歩み、③里海と地域産業、観光振興のメカニズムと漁業施設の見学をしました。最後に瀬戸内海に沈む夕日を眺めて、川西能勢口に7時30分無事帰着しました。

Ⅰ.特別史跡旧閑谷学校
   備前市観光ボランテイア協会にお願いし、男女2名のガイドさんの案内で岡山藩池田光政が創設した閑谷学校の聖廟、孔子像、楷の木をみて講堂に入り内部を見学しました。ヤブツバキ園は、中に入ったグループと入口から覗いたグループになりましたが約400本の樹林の雰囲気を想像しました。
閑谷学校の鳥瞰図・2本の楷の木は左右で葉の色が異なります。
今年の最盛期は11/17でしたとのこと
楷の木の下で説明を受ける会員


Ⅱ.昼食 日生の海を眺めながら新鮮な牡蠣料理を食しました。車中で”森は海の恋人”で有名な畠山重篤氏の話と腐葉土から生まれたフルボ酸が、鉄と結合し海に運びプランクトンを育てるため、牡蠣が美味しくなることを学び賞味しました。
昼食(日生・秀吉店)
Ⅱ.アマモ場再生と瀬戸内をめぐる里海つくり
  ①アマモ場再生と瀬戸内をめぐる里海つくり
   里海つくり研究会議 理事.田中丈裕氏の講演
  アマモの大切さを話された。漁獲量減とアマモ場の関連に気づきました。アマモ場の再生を県内関連漁場と連携をしました。「全国アマモサミット2016in備前」を開催するに至りました。小学生の体験学習が好評で始めたところ、中学生、高校生に広がり、更に研究テーマとりあげた大学生や、各種団体に活動が広がった結果、アマモ場は当初12haから250haまで回復するようになりまた。
講演中の田中氏
 ②備前市日生における里海つくりの歩み
  日生漁業組合・天倉辰巳氏よりお話を聞きました。
  組合青年部は、「海と森をつなぐ活動で」鏡野、奥津方面の森林の下刈りに出掛けたこともあります(NPO法人 森は海の恋人と共通しています)。

③里海と地域産業、観光振興のメカニズムと漁業施設の見学
 備前観光協会・事務局長 船橋美可氏より 数名の者で日生のアマモ場他市内の観光資源(備前焼、閑谷学校、八塔寺ふるさと村)があることに気付き「里海・里山を満喫 エコツアープロフラム」を作成するに至りました(今回の研修もこのプログラムを入手し選択しました)。
熱弁中の船橋氏
牡蠣むき作業場
  大勢の人が並んで牡蠣の取り出して大中小に分類します。見学は終業間近で牡蠣が少ないですが、作業開始時は大量の牡蠣があるとのこと。

Ⅳ.僅かの余暇時間
  ①五味の市は、4時終了とのこと急いで買い物に走りました。
  ②瀬戸の花嫁 4時45分頃日没です。備前市日生町と鹿久居を結ぶ全長765mの渡り、更に頭島大橋を渡り頭島でサンセットを鑑賞しました。
夕日にカメラをむける会員
夕日と牡蠣筏
Ⅴ.終わりに
  シンポジューム「漁業者が語る里海の今」(2017/1/20)で田中理事さんとお会いして以来この企画を考えていました。当初1泊2日の予定が日帰りに変更になり、ゆっくりプランから大忙しのプランになりました。計画に当たり多くの情報、アドバイス、日程変更に柔軟に対応して頂きました備前市役所産業部農政水産課 里海・里山係の方々に大変お世話になりました。当日は土曜日にも拘わらず出勤し会場準備等して頂き誠に有り難うございました。
                               〔記 逸見敬二〕