2024年4月2日火曜日

3月30日 「大和の森」の作業応援と見学会

 今年は例年より遅い桜(ソメイヨシノ)の開花、昨日大阪の開花宣言。
エドヒガンは少し早いのでもうそろそろ満開の感じ。青空です。
能勢電・畦野駅で降りて電車を見送る先の方に、「大和の森」があります。

 10時の駅前に7名集合、お世話になる大和フォレストクラブの井浦代表に
ご先導いただいて住宅地の中を歩くこと数分、いよいよ近づいてきました。


 渋い感じの銘板、あえてこのようにしているとのこと。

でも、一歩踏み入れると明るくていい雰囲気。
整備する前はトウネズミモチとツルやササが密生して真っ暗だったそうです。


ちょうど満開のエドヒガンに囲まれた活動拠点で
井浦代表から説明をお聞きし、作業へ。今日は東竹林の除伐です。

敷地外周のフェンス沿い1mほどを伐るのと、竹林内部の間引き。
竹の種類は淡竹。伐り方のコツは、腰位の高さで節のすぐ上を伐り
水が溜まらないように。

伐った竹は竹林の外に運び出し、2、3か月乾燥させてからチッパーに
かけるとよく粉砕されやすいとのこと。
途中コーヒー休憩、暖かい日和で水分補給が大事な時期になってきました。


置き場がなくなるくらいの量を1時間半ほどで。人数が多いと作業が捗ります。


 12時になり昼食。なんとおにぎりと豚汁をご用意いただいていました。
ありがとうございます。しばし食べながら歓談。それぞれの里山整備活動などの
話がつきません。
 食後は、森の散策。野草園の花壇では土留めに竹を利用されています。

 湧き水を貯めたビオトープつくりの取り組みもされています。
ナラガシワも大きく育ってきていました。

 エノキの木を囲んだネットの中ではオオムラサキを飼育、
根元に集められた落ち葉の中に3cmほどの越冬幼虫が隠れていました。

別のケージではカブトムシの飼育もされています。

 この4月から「ジュニア・ネイチャークラブ」という会を発足され、
年間通して子供たちが自然に直接触れて、お膳立ての所から体験できる
プログラムを進められます。
 草刈り作業は続くも、間伐作業はひと段落となったので、
このような環境体験学習や利活用、イベントなどの活動へ重点を移していかれる
ところだそうです。

 本日はコーヒーや予期しない豚汁・おにぎりのおもてなしもいただき、
ありがとうございました。
 まだ竹林は残っていますので、改めてお手伝い出来たらねと話しながら、
アジサイの寺・頼光寺の境内を拝見して畦野駅に向かいました。





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