定刻に全員が集合し予定の下多古に川西能勢口を出発し一路川上村に向かいました。第Ⅰ日目は、川上村で吉野林業につき聴講、現地視察をしました。宿泊は、”弥生館”です。
第2日目は、天川村で天川村森林政策につき見聞をしました。
Ⅰ.第一日・川上村
①下多古作業道の見学:川上村役場にて、谷茂則講師(谷林業)、岡崎清元講師(清元林業)と合流して下多古作業道に到着後昼食をとったのち3班に分かれて作業道の見学をしました。
谷氏(左)、岡橋(右)
②谷講師の講演:次世代型林業のあり方に関する講演を聴きました。
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天川村フォレストパワー協議会では薪ボイラーを利用した「山と温泉」の取り組みにつき紹介された。
③夕食・懇親会:講演の後の夕食は、山の幸をふんだんに使ったメニューを楽しみました。谷講師が同席され、多々の質問に応対して頂きました。
山の幸メニューの夕食 |
食事中もメモをとる会員 |
夜半からの雪で庭が雪景色 |
①天川村森林政策課豕瀬充氏から「天川村薪ボイラー導入の取り組み」についてお話しを聴きました。
豕瀬氏の講演 |
旧天川小学校を利用した工場 |
工場内薪割りと講師左: 右:豕瀬氏 |
②天川村観光
・みたらい渓谷:昨夜の降雪で路面が滑りやすくなっているので車窓からのみ
・天河大弁財天社
大河大弁財天社 |
・面不動鍾乳洞
面不動鍾乳洞 |
竜泉寺 |
・洞川温泉
洞川温泉散策 |
Ⅲ.研修を終えて
・今回の研修は、全国的にもユニークな林業経営に携わっている谷講師、岡橋講師の経験に基づいたお話し、更に行政の面からの豕瀬講師のお話しを聞く機会が得られたことは、偏に企画担当のお二人の人力の賜です。
・今回の研修で得られた最大の教訓は、里山に於いても、道をつけることにより、その木をどの程度まで活用出来るかという大きな課題にあるものの、林産物の循環を図っていく仕組みを始め、現状よりもう少し広い視野をもったソフト的な仕組みを作っていく必要があることであり、そのことを谷講師は、我々ボランテイア団体に望んでおられる事を感じました。
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