服部先生がコーディネータをされるトークイベントを聴講しました。
以下、その時のメモです。
伝統的里山 ~ 生活のための生産の対象
先進的里山 ~ 防災・環境学習・レクレーションなどの対象
東谷・中谷・西谷には、上記のそれぞれが混在している。
歴史的には源満仲の荘園、中世の銀山では精錬に使われた炭の生産地。
また、京の都での催しに使われるナラガシワの葉の一大供給地でもあった。
ナラガシワとヨシの葉によるチマキの食文化などの共通性がある。
生活に根ざした里山 原木しいたけのおいしさを伝え広げていきたい。
しいたけ用のホダ木には8年前後の若い木が栄養があって最適。
数十年前後の老木はホダ木としては向かない。それらをバイオマスの原料として
伐採し、若い木に植えかえると価値が増す。西谷で実現できるかも。
楽しいものがある里山 山や川での遊びを通して里山に目を向けてもらいたい。
近年は交流が少ない三つの谷、今後は何かでつながっていけたらと思う。
スリーバレー構想とでも言っていいかもしれない。
また、「里山トラスト構想」という個人の「妄想」だけどという提案もありました。
たくさんの地権者で区切られている山の持ち主が、里山トラストへ管理をあずけ、
保全団体などへマッチングを行うというものです。
この日はトークイベントの他に里山活動団体のパネル展示もあり、
愛す会メンバーもそれぞれの団体で説明をされていました。その数10名ほど。
フィールドパビリオンは来年春秋も続編があり、時期が来ましたらご案内いたします。
0 件のコメント:
コメントを投稿