午前に予定していたクヌギの植樹応援はあきらめざるを得ませんでした。
午後からのみの、黒川・桜の森 見学会としましたが、
雨上がりの雲が残り、風も冷たい日和の中、8名参加いただきました。
国道477号そばの駐車場から桜の森、曇っていても見事です。
川西市の「虫生の森」で作業応援に参加しました。
今回は3名とすこし寂しいですが、
4月15日からのシロバナウンゼンツツジの公開に向けたお手伝いです。
活動拠点前のエドヒガンも盛りです。
作業する所へは急斜面に取り付けられた遊歩道を歩きます。
この道の管理だけでも大変やなと改めて感じます。
モチツツジもつぼみが膨らんで、今年の花暦はいつもと少し違うかもしれません。
樹間から見える北の猪名川町・雨森山の南面にも、
エドヒガンと思われるピンクの筋や点々が見られます。
ということで、前振りが長くなりましたが、
芽吹きはじめた明るい森で、林床のネザサ刈り取りです。約1時間。
木々の実生などと区別しながらササを刈る地味な作業ながら、
刈り取ったエリアが広がっていくと、もう少しもう少しという感じです。
シュンランが咲き始めていました。これはそっとしておきます。
虫生の会会員の方は9時から、危険な倒木の処理や、遊歩道の補強、落ち葉の
除去などをされていました。もっとお手伝いしたかったのですが、お昼の休憩と
いうことで活動拠点へ戻ります。急斜面の中にいろいろな草花、木々があり
前回の秋とは違う景色が見られました。
活動拠点でお茶とお菓子をいただきながら、環境学習のお礼の言葉などを
拝見させて頂き、昼過ぎに辞去させて頂きました。
今回は作業受入れ、ありがとうございました。
北摂里山34の一つ、「ななまつの森」へ見学に行きました。
この日はあいにくの寒気南下で小雪がちらつく天候。しかしながら、
嬉しい飛び入りの方も合わせて、8名の参加となりました。
新三田駅に10時頃3名集合し、ほかの車組の方と「つくしの里」10時半合流。
「つくしの里」で草餅を購入し、簡単な自己紹介をして早速歩き出します。
向かう先の奥の山影は雪で白くかすんでいます。
こぢんまりとした薬師堂の「二尊種子板碑」という形が珍しい石碑を拝観し、
少し里を歩くと、どんぐりクラブの看板。いよいよ活動地へ。
獣除けネットを通り過ぎて炭焼き窯や薪置き場。二つ目のため池、七々松中池の
水鏡は風のためさざ波が立ってうまく景色を映してくれません。
赤いつり橋を渡って七々松新池の堰堤に上ります。
しばらくは急な階段が二三度あらわれる上り道。右下はかすかに沢音です。
頭上から野鳥の声がするも同定できません。薄茶のしっぽが少し青く見えたので
あとで図鑑を見てみるとルリビタキの雌のような雰囲気、若い雄かも。
本日の最高地(標高約300m)となる小さな峠を乗り越えると水辺広場に着きます。
買ってきた草餅をほおばりながら小休止。
軽トラが通れるほどの林道を下りると、水辺広場の横にあるため池(昭和池)からの
水が落ちる「岩神の滝」がありました。よく刈られた林間を通って近づいてみます。
さらに林道を下りて林間広場でも小休止。竹内さんが持参されていた三田市の
小学生向け環境学習の副読本、編集者には服部先生のお名前もあり、
良くまとまっています。みんな市役所へもらいに行こうかという話も。
ゆるりと里を下りていくと、日差しはかすかにあるものの、
篠山方面の空は白く、目の前の大船山も上の方から雪が迫っています。
もう少し暖かければ、林間でゆっくり話す時間もとれたかなと思いますが
いたし方ありません。その割にはいい所でしたの声もあり、春や秋の時期も
来ていただけたらと思います。「つくしの里」で12時頃に解散しました。
この後、1班の方は三田駅周辺で懇親会となりました。
2/17午後 Web参加しました。
昨年からクマの出没が頻繁にニュースにもできていますが、
兵庫県では人的被害など比較的少ない状況です。
その背後には、日夜研究されている方々の努力がありました。
科学的な頭数予測をベースに保護から管理へ舵を切り、
未然に被害が抑えられたのです。
詳細は下記 要旨集をご参照ください。(1.19MB)
テーマは「野生動物の保全と管理の最前線―兵庫県におけるツキノワグマの 保護管理の成果と広域管理―」です。
兵庫県森林動物研究センターでは、シカやイノシシ、サルの研究成果も
公開されていますのでホームページからご参照ください。
兵庫県森林動物研究センター https://wmi-hyogo.jp/
多数のOBが活躍されている東多田里山の会、「しゃらりんの森」で
研修会を実施しました。この日、東多田里山の会所属のOBは6名、
非所属のOBが5名、尼崎信用金庫から3名が参加しました。
朝の会で自己紹介、ラジオ体操の後、作業説明。
非所属のOBは、西門先生のご案内で活動地の見学ツアー。
理科の先生らしい視点での環境学習の教材を森の中に
いろいろと残しておられることがよくわかりました。
イノシシ対策でメッシュカバーで覆った落ち葉プール (腐葉土)
見学の後、新規遊歩道設置に関わる周辺樹木の伐倒処理です。
我々は伐倒見学のあと、枝処理のお手伝いをさせていただきました。
伐倒はチェーンソーで一気に倒すのではなく、ロープをかけ、
追い口を切り進め過ぎずツルを厚めに残した後、ロープを引いて
倒すという安全な方法での作業を拝見しました。
それでも、周りの木が密集しているので、かかり木となります。
この辺りは的確な危険予知をしながらの処理に経験が要るところです。
1時間弱のお手伝いでしたが、正午になりましたので後片付けをして
活動拠点へ戻り、学んだ点や感想などで交流したのち解散となりました。
東多田里山の会のみなさん、お忙しい中受入れいただき
ありがとうございました。